East gate,Open the sea.

飽きるまで推す

推しよ、私を見なくてもいい

2月に推しと接触した話(第十話 推しと接触 - East gate,Open the sea.)の後編


~前回のあらすじ~
 長くて読むのが面倒な方向けにまとめると「ジャイアント馬〇になりたい叔父と、財布の中の残業代すべて奪っていく推し(のイベント)」です*1イベントは2/8と2/15に開催され、私は2/15の1部2部両方に参加してきました。残念ながら2/15の時点でジャイアント馬〇みたいになることは叶わなかった。

 接触と言うべきなのか集金イベントと言うべきなのかわからないんですが「金を払って推しと会話する」イベントだと思って行ってきました。
 様々なイベントが中止されていますがこのブログはたぶんトータルすると「推しと会ったぜ! So happy! Foooo!!」みたいな内容になると思うので楽しそうな人間を見たくない方にはおすすめしません。でもちょっと推しに対して「推しよ、これは大丈夫なんでしょうか?」というようなことも書いているので推しのイベントのそういう意見を見たくない同担にも向いていないです。
 でも私は推しから認知もされていないしなにか特別おもしろいことがイベントで発生したわけではないのでそこは安心して読んでね! たぶん同担他担にかかわらずほかの人が見たら「その程度で楽しめてよかったですねえ(笑)」程度のことしかしてないと思うけどとりあえずいろいろあったけど楽しかったよ! っていうお気持ちブログです(その使い方あってる?)
 2月15日にあったイベントについて3月はじめに9割書いて5月に残りを書いているので文章に温度差があるかも。

 例によって長い(1万字ある)ので本当に暇な方向け。イベントのとこだけ読みたい人は「1部」ってところまで読み飛ばしてOKです(そこまでは「楽しかった遠足」「イベントの概要」みたいな内容)。

 

 当日・会場まで

 当日っていうか前日家に帰ったのが当日になっていた(日本語大丈夫かな?)
 2/15の13時開始なのに仕事して0時過ぎに家に帰ってきてその家が関西にある叔父、どういうことなんだってばよ、という感じだったけどなんとか朝6時に起きて化粧して新幹線も間に合った。ビューラーに瞼を挟んだりアイラインを目に突っ込んだりしたけど電車は間に合った。しかし朝ご飯を食べる時間はなかったので駅のホームでレッドブルを飲む。2/11くらいからファミマで開催されていた刀剣乱舞コラボの700円くじが引きたくてレッドブル3本+安いお菓子みたいな買い物を何回かしていたのでおうちにはレッドブルがいっぱいあった(推しと接触した話のはずがどうして命を削っている話をしているんだ?)
 肌のコンディションは最悪だったけど「たぶん推しは長時間人の目を見られないタイプだと思うのでいざとなったら推しの目をガン見し続けたら向こうから目をそらすやろ」という逆転の発想で乗り切ることにする(攻撃は最大の防御)。あとは2月の時点でコロナの話はあったし、マスク持ったし会場の感じで必要そうならマスクしよ~と思ってたけどまあ全然マスクしている人いなかった。それはそれで大丈夫? と思わないでもない。

 値段的に遠征の基本が夜行バスの叔父、たぶん遠征でははじめて往復新幹線だったけど席ガチャ失敗して新大阪-名古屋まで乗ってた横の人は一生貧乏ゆすりしていた。対抗してスマホでとうらぶ江戸城を周回、一生画面をタップするなどしていた(貧乏ゆすりおじさんにとうらぶで対抗する叔父さんの図)。
 そういえば今回はじめて富士山が見えて(普段外の景色が見えるような時間に新幹線乗らない)、「富士山だ!! でもここでスマホ構えるのはあからさますぎるだろうか」と思ったけど前の席の人もスマホを窓の外に向けてたし後ろからもシャッター音が聞こえたので安心して富士山撮ってきた。雪も積もってたので富士山っぽい富士山が撮れて満足。

 

イベントについて

 まだ推しは出てこないの? と同担(思念体)の声が聞こえてくるようである。まだです。
 ここで今回のイベントのおさらいですが、推しが描いた猫の(推しといえば猫らしい)Tシャツ3900円と、推しと猫のキーホルダー800円を組み合わせて3000円の特典券をゲットしてその特典券の枚数で特典が変わるという内容だった。
 前回もざっくり書いたけど3枚で握手+スマホで写真撮影、4枚で写真×2、5枚で写真と動画、6枚で店内案内5分である。動画は名前+コメントを指定できる。
 私が参加した15日はヴィレヴァン御茶ノ水店で、なんとそこは2月末で閉店予定。「閉店間際のヴィレヴァンを推しが案内してくれる」という2020年ベストエモーティスト賞が決まったも同然なイベントであった。この推しの仕事がノスタルジー2020大賞とのダブル受賞です。おめでとう。
 案内してくれるヴィレヴァンが閉店間際と知ってからずっと脳内に浮かんでいるそのイベントの様子が「秘密の地下室の説明をするナウシカ」だった。「さっき水を止めたからやがてみんな枯れるでしょう」っていうあのシーン。エモい(エモの感じ方には個人差があります)。
 3000円券×6枚で5分店内案内ということは21万6000円で推しの1時間が購入できると計算した叔父、1時間あったら推しになにをしてもらうか考えていた。1時間話してろって言われたらできないことはないけど、どうせ1時間あって案内以外でも可なら推しとなにをするか。
 考えて、ベストでは? と思ったのは「クレペリン検査」。
 15分×2回なので実施しても時間があまるし、義務教育でも導入されているのだからある程度推しの性格がわかるのではと思った。あと、推しに足し算させて横でストップウォッチ片手に「次!」っていうオタクの図がシュールで面白いから。普通に考えてそれをやらせようとする叔父にストップがかかると思うけど、推しの時間を金で買ってやってもらうクレペリン検査、オモロじゃん……(オモロの感じ方には個人差があります)。

 新幹線の中でスマホの画面をずっとタップしながら(江戸城周回)、そのようなことを考えていた。
 あと推しの一言動画も、「ジャイアント馬〇」って呼んでもらうか「ボーボボ」って呼んでもらうかもしくは「ジャガーさん」か「ピピ美ちゃん」って呼んでもらうか考えていたけど(推しに対してギャグマンガのキャラであろうとするな……)いつのまにか公式サイトに「本名でやれや」っていう注意書きが足されていたのでさてはすでにふざけた同担がいるな……?
 ボーボボは1月の推しの舞台を初日観て翌日身内の家に行ったときに、録画してもらってたMステ観てたらボーボボが出てきて「推しのネタってどちらかというとボーボボ的な笑いだよな……」と思ったのと、ボーボボが推しより大きくて(調べたら201センチだった)強いから。
 あと版権はNGだったんだけど「たっちゃん、○○(推しの名前)を甲子園に連れてって」も考えていた。推しの名前がわかる人にはこのセリフの笑いどころを理解いただけるかと思う*2

 
 照れと緊張を紛らわすためにオモロに逃げたい気持ちはあるが、しかしほかの人(推し)がメインのところでオモロに走って自分が笑いをとろうとするのはオモロを重んじるものとしてはマナー違反、と考えているためあくまでこれらは想像にとどまり、実際にはいたって普通の名前でいたって普通の一言動画を撮ってもらった。店内案内の参加に関してはしたといってもしてないといっても身バレにつながりそうなのでノーコメント。
 そんな感じで「絶対にしない推しとの接触」と、「実際になにを話すか」を考えながらとうらぶして新幹線に揺られていた。推しと話すのははじめてなんですけど、予習はするオタクなので「俳優 接触」「握手会」とかで調べて出てきたはてぶろ読んだりしていた。あと、推し以外の2.5会場で話した他担のオタク(よく話しかけられるタイプのオタクの叔父)から接触の話は聞いていたけどだいたい「思ったこと全然話せない」「話そうと思ったこと話す前に終わる」「でも笑顔で頷いてくれた」という感じらしいのでゆっくり話して20秒、急げば15秒ぐらいで話せる内容と私がなにか話す→推しがそれに対してするであろう返事→それに対して一言、というのを数パターン考えていた。
「思ったこと全然話せない」とおたくはだいたいみんな言うのでおそらく私もそうなるんだろうなと思ったし、しかしできる限りの準備はしたかった。口頭試問は嫌いじゃなかったけど、それはきちんと準備をしたからできたことなので相手が推しといえど準備は抜かりなくしたい。内容的には口頭試問というか「推し相手にする推しのプレゼン」だった。

 


 まだ推しは出てこないの? と同担(思念体)の声が聞こえてくるようである(二回目)。もうちょっと。

 最寄駅から迷いながらヴィレヴァンに到着。まったく個人的な印象で話すけど、推し自身はヴィレヴァンにあまり来なさそうである。私は大好きです。でも閉店間際ということもあり、あんまり商品はなかった。「ちょっと前の商品なんだろうな」ということがわかるようなものが多かった印象。
 そういえば、このイベントは電話で予約→2/8に商品発売で、2/8イベントの参加券は2/8会場の下北沢で、2/15イベントの参加券は2/15会場のお茶の水店で代金を支払った順に整理番号付きのトークイベント参加券を配られるという鬼畜仕様でした。両方参加する同担は友人か同担同士で協力しないと両方前列参加は困難なイベントだったかと思われる。実在するであろう両会場参加の同担の皆さんはどうしていたんだろう。分裂したのかな。地方済みで東京に友人がいない弱いオタクの叔父の番号は察してくれ。

 

 

 1部

 整理番号順に整列。
 人は思ったより少なかった印象(推しは最高なのでファンがむっちゃたくさんいると私は思っている)。あとはてぶろで他担の方のイベントとかのブログ読むと「同担に睨まれた」みたいなことを書いてあったので「睨んでいる」と思われないように斜め上か斜め下を見ていた(加害妄想強めの叔父)。
 程度の差はあれ、ここに集まっているのたぶんみんな同担なんだよな、と思ったら今まさにこれは同担(思念体)というやつでは……? ここに並ぶ私もまた思念体の一部……???? と、宇宙と一体になっていたら会場スペースに通された。前の方には椅子があって後ろは立ち見。

 ボーっとしてたら推しが出てきた。生きてる。出てきた瞬間に「これ以上かわいい人この世にいるのかと思うけどほんとかな」ってB'zの歌が脳内に流れた。*3
 まばたきしてた(このブログを何度か読んでいた方はいい加減飽きたと思うけど私は推しのまばたきから推しを好きになり、推しのまばたきは最高なのでバタフライエフェクトみたいにどこかの紛争を止めていると思っています。そういえば昔のブログ読んだら「推しの瞬き」って感じで書いてあって「推しの……またたき?」って一瞬読んでしまった。プリズムの煌めきみたいだな)。

 

 前半はミニトークということで質問に答えて、後半が握手会。
 一応仕切りはあった。ぼーっと待っていたら番になったので仕切りの布みたいなのから入って推しと対面したけど、生きてた。「生きてる」って口からまろびでそうになったけどこらえた。
 事前に考えていた通りのことをやや脱線しながらなんとか話して、写真とか動画撮って、撮ったんだけど、剥がされない。え、長い。
 進〇ゼミでもこれはやっていない。
 長くとも30秒ほどで剥がされるという予想を裏切りスタッフもなにも言ってこないし推しもニコニコしている。「思ったより時間が長い」という予想外の展開。2部で言おうと思ったことと、時間があったら聞こうと思ったことを聞いたけど、急に話が支離滅裂になった。
 その後、気が付いたら近くのカフェでアイスティの中の氷が溶けていくのを眺めながら「なるほど、推しとの接触でうまく話せないとこういった心理作用を得るのか……」みたいなことを考えていた(刀ステの南海太郎朝尊か?) 実際、接触という点では顕現したてのステの南海太郎朝尊くらいのレベルだしな……。
 体感で3分くらいはあった。
 カフェで呆然としながら、2部なに話そう……とまとめつつ、しかし1部のショックというか衝撃が強すぎてずっと呆然としてた。これが接触……(叔父のレベルが3上がった!) そして推しを前にした己の話し方を振り返ると完全にオタクのそれで「追い込まれるとその人の本性が出るってほんまやな」と身をもって知った。知りたくなかった。
 全然まとまらないまま時間は過ぎて2部へ。

 

トークの内容


 いろいろ話してたけど気になったこと。1部か2部かはっきりしない部分があるので真ん中に書いておく。

 

・大丈夫か推しよ 

 1部でイベントの説明をしていた推し、その途中でその場にいる特定の同担の方の2/8にあったであろう動画の内容をいじる。「なるほど、これが認知か」と思うと同時に不穏な気配を察知*4
 なんかうまく言えないんですけど、推しはまばたきをしているのでどこかの紛争は収まったはずなのに、今まさにここで戦争が起こる気配を感じていた。ほかの人がどういう顔をしているのか知るのが怖くて、横を見られない(元から推ししかみていないけれど)。そして言われたその人も、推しとだけその動画を共有したかった可能性は無きにしも非ずなのではと考えると大丈夫なのか?
 あと、推しは話しながら我々の反応をうかがっていたけど、前列の声が大きい方をよく見ていた気がする。叔父はコーレスが苦手且つ人が前で話しているときは黙って聞こうと習った癖が抜けていないので無言を通したけど席が近い方はけっこうラフに推しに話しかけることができていた気がする。しかし逆に前の方にいるけど話しかけないタイプの方とか、話しかけたいけど後ろの方にいる方は大丈夫だったのだろうか。
「推しよ、これは大丈夫ですか?」というよりこれは同担の心配をしている。はてぶろとか読む限りこのシチュエーションは「あかんやつ」ではないかと思うんだよな。 
 予習をしすぎたせいでいらん心配をしているのではと思わないでもない。まあ終わっちゃったイベントだし今更気をもんでも仕方ないので同担みんなが楽しめたことを祈る。しかし推しは一人でずっと話して笑いを取れるタイプではないような気がするので前列の方が頑張って話しかけたり反応をしないと難しかったのかもしれない。でも私が参加できなかった猫カフェイベントももしかしてこんな感じで「近い席の方くらいしか推しに話しかけることができない」だったのであればやっぱり「大丈夫か?」と思ってしまう。

 推しがまばたきをして紛争を止めながら新たな火種を落としているような現場を見た、そう考えたらそれはそれでオモロではあった(ポジティブ検定1級の叔父)。

 そして今後万が一同じようなイベントがあってなんやかんやで私が前列に座れてしまった場合、推しの話に反応できる自信がないしなんだったら笑えるかわからないのでそっちの方が大丈夫じゃないかもしれない。イベント中、推しの話に対して私は「ふーん」と思ってたら、周りは「どっ! わはは」ってなっている、ということが何回かあった。そんな笑うところだったか……? と笑いどころがわからなくて「えええ」となってしまった。
「推しは生命体としては最高にオモロだけど、推しのネタがおもしろいかはまた別の話」というのをずっと考えている(推しと笑いに関して厳しくない? と思ったけど5月になるまでに結局これは「私と推しの笑いの周波数の違いでは」と思った。おもしろかったのかもしれないが、私はそのオモロの周波数に合っていなかったのでオモロを感じられなかった)。
 可能であれば推しは前の方で見たいけど、笑えるかわからないので前の方だと盛り上がってなくて申し訳なさを感じるかもしれないと今後のイベント参加のポジショニングを考えていた。

 
・推しのQOLはおそらく私より高い

 人の生活の質を会話から判断するというのはあんまりほめられる行為ではないかもしれないけどそう思った。
 思ったきっかけとしては、寒さ対策だったか美容の話だったかで「湯船につかります!」って言った後に推しが「え? 浸からないです?」みたいなことを言った。そのときの推しの話し方から、この人はガス代とか水道代を気にしてシャワーで終わらせるとか、帰宅時間が遅くて風呂に浸かる時間がないとか、そういうことは今までほとんどなく当たり前に湯船に浸かれる生活をしてるんだなということがわかった。
 これたぶん人のレポとか見てもそこまでは読みとれなかったと思うので、この質問の回答を聞けただけでも東京まで行った甲斐はあった。まあ元から推しは都内、猫が三匹飼える程度の家で実家暮らし、ということはわかっていたので、なんというか「安泰」に近いものは感じていた。あと「家事はあんまりしない(だったかほとんどしないだったか)」とも言っていたけどほとんどしなくても許される程度の家族関係。まったくの偏見で話すけど、推しの家のカルピス、すごい濃そう。すごい濃いというか私が飲むカルピスの倍くらいの濃度な気がするとイベント中に思った(叔父がつくるカルピスが薄いだけの可能性ももちろんある)。

 私はずっと、推しがあんまり舞台の仕事がないことが心配だったのだけどこのイベントで「そこまで頑張って働かなくても生きていけるのだろう」という気配を感じたのでよかった。勘違いかもしれないけれど。今これ読み返して書き足してる5月時点で推しは次の舞台の仕事が決まっていないけど(映画は決まった、おめでと!)、この状況でも推しはたぶん「食べていけないので舞台俳優やめます」みたいなことはないだろうと思っている。元からあんまり「買い支えよう」という気はないけど、そこまでしなくても推しは生活面では大丈夫だろうと思えた。
 あと、ずっと推しのこと「東京出身でこんな仕事してる割には全然がつがつしてないよね」と思っていたけど、最近読んでいる本で「二十三区内に土地とそこそこ大きな家を持っている家系で一人娘だからそりゃあそんなにがつがつしていないよね」みたいなことが書いてあるシーンがあって「もしや推しこれか!???」と思った。豊かさくる余裕か……なるほど……。あくまで想像にすぎないしあんまりいろいろ勝手に考えたこと書くと怒られそうだけど、とりあえず推し、「この状況でもたぶん大丈夫そう」と思えたのでよかった。「生活できないんでやめます」って言われるのは辛いもんな。

 

・人から誘われたらご飯行く

 ハイステ以外の公演ではあんまり、いや全然共演者とご飯行った的な投稿がない推し。
「あんまり自分からは誘わない」みたいなことを言っていたけど「=誘われない」ということか……?
 事務所が厳しいのか推しがワシントン条約で保護されてんのかおもんないから誘われないのか行ってるけど写真を撮っていないだけか……。この仕事人脈というかコネは大事だろうと思うので、そこは大丈夫か推しよ……。
 推し、「人付き合い」という点では見ていて心配になることがある。ファンがそこまで気を揉むことではないとわかっているけど。インスタはやってるけどTwitterはやってない推し、インスタで共演した人みんなをフォローするわけではないみたいだけどフォローしてない相手(歴としては先輩)は推しをフォローしている、みたいなのがあるので「推し……!」と勝手に気を揉んでいる。ビジネスとしてSNSを使っているんとちゃうのんか……。興味がある人しかフォローしない方針なのか事務所の方針なのかただ抜けているだけなのかどれだ推しよ……。なんかそういういろいろが露呈しそうなので私は推しにはTwitterやってほしくない派です。

 

 勝手に安心したり心配したりしている。
 たかがファンが気を揉むことではないんだろうけど、なんとか舞台に立ってほしいんだよ。うまく世を渡ってほしい。

 

2部

 気がついたら新幹線乗り場にいたし「なるほど、うまく話せないと……」って脳内でまた南海太郎朝尊が語りはじめた。
「言いたいこと全部言ったった」が「支離滅裂」ではあった。
 でもなんか私もテンパっているけど推しも普段のバクステ映像とか写真とかから察するに決してこういうのが得意というわけではないのではと思いながら「おめーは最高だし俺はそんなおめーが好きだぜ(意訳)」という話を本人にしてきた。支離滅裂だったけど……。

 


反省とわかったこと

 マジで人生の中の「面接」とか「口頭試問」とかの中で一番うまく話せなかったと思う(推しの接触は面接ではない)。「悲しい」よりも「悔しい」が強かった。
 その「悔しい」について考えたけど、「もっと私は推しのオモロについて言える」だなと気づいた。
 私は三次元の人間を推すのがはじめてなのだけどイベントに行くまで「私は舞台に立っている推しが好きだが接触イベントに行ってどうするのだ?」と思っていた。まあ「まばたき見たいしな」というのはあったけど(推しのまばたきを見るためだけに新幹線往復3万出すのは個人的には「狂気の沙汰」だよ叔父さん)。
 でも「やってみないと何事もわからないし、行ったらなんかはわかるだろうし、なにかしらの方針は決まるのでは」と思っていた。
 行って、まあうまくはいかなかったけど私は「持ちうる限りの言葉で推しのことほめたいな」と思った。「それなら別に手紙でもよくない?」とも思うけど、「その場で反応が返ってくる」のはでかい。とあることで「こういうとこういう反応するのか」と思ったことがあったので、なんか「じゃあ次があったらこう言おう」と思った。
 こういうイベントと舞台どっちが好きかって言われたら舞台ではあるので、今後接触に重きを置くわけではないんだけど、「次の機会があったら褒め殺したるからな」と決意をした。いやでも今回は本当に私の準備不足……。もしかしたら今回だけむちゃくちゃ時間が長かったのかもしれないけど今後は15秒、30秒、60秒、180秒版くらいでそれぞれ準備するわ(CMかよ)。万全の状態で推しに向かって推しがどんだけオモロかプレゼンしたる……と強く思った(5月になった今では「なにいってんだこいつ」と思わないでもないけど勢いがあって良いと思う)。
 そしてここでタイトルを回収しますが、個人的に推しは舞台に立っているときは客席を見ていない(見えていない)タイプかなと思っている。「こちらを見ているが、焦点は客席でなく推しの目から70センチ先」みたいなタイプ(あくまで個人の意見なので実在する同担で「目が合った」と思っている人を否定する気はないです。叔父の言うことは気にするな、それはきっと目が合ってるよ! やったな!) なので今まで「推しがこっち見た」と思ったことはないけど(1月のイベントで対面でシールはもらったが)、今回はじめて推しが私を見ていると思った。ちょっと違うな? 「推しの眼球に映っとるやんけワレ(この場合のワレは自分(我)のこと)」が近い……? でも見てほしいかと言われたら私は見ていたい方だし推しを知りたいし褒めたい。別にこっち見てくれなくてもいい(これは2020年2月の推し事スタンスなのでいつか推しのことを恋愛的に好きになって「こっち見ろや」となる可能性ももちろんある)。
 あとは「私は現段階では認知はなくてもいい」という意味の「推しよ、私を見なくてもいい」です認知されたら嬉しいとは思うけど、「認知もないし前回言ったことも覚えてなさそう、よっしゃまたここを褒めよう」というサビを何回も歌うタイプのオタクだな私はということがわかった。一応言っておくけどまばたきは褒めてない……さすがにファンから「まばたきが好きです」って言われても反応に困るだろうなと思ったのでとりあえず今回は言ってない。

「推しは最高」ということを、次はもっとうまく言いたい、と思ったイベントでした。
 あと板の上で役を演じている推しはもちろん最高なんだけど、役を演じていない推しもSo cuteなのでまた見たい。思うところとか気を揉むことはあれど、推しはかわいい(「かわいいから許す」っていうタイプのだめなオタクだ)。

 

 

まとめ?

 そんなこんなではじめての接触は終わって、「いや好きだわ」と言いながら帰ってきた。
 帰りの電車の中で前日2/14に会社でもらったチョコパイを食べようと思って封を開けたら記憶の中の二回りくらい小さくてむちゃくちゃ悲しくなったと同時にジャイアント馬〇になってしまうと相対的にだいたいのものが小さく感じてしまうのではと気が付いてしまう。これ以上チョコパイを小さくするわけにはいかないので、帰りの新幹線の中でジャイアント馬〇になるのを私は諦めたのである。
 一度言ったことでもなんかあかんとおもったらあっさり曲げる、それが俺の忍道だ。*5
(でもその後私がチョコパイだと思っていたいただきものは森永のガトーショコラという別商品で、記憶の中のチョコパイはロッテのチョコパイだということが判明。大きさを確認すべく数年ぶりにロッテのチョコパイを買って食べたら「小さくなった気はするがまあ許容範囲」というサイズだったのでめでたしめでたし)
 


 ちなみに、撮った写真は割とどれも「普通の写真寄りのオモロ」で撮れたのでたまに見て「へへへ」ってしてたんだけど、動画の方はなんかこう……なかなか再生できず……気づいたら一ヶ月以上経ってたわけなんだけど(そんなことある?)、ハイステ全公演中止が決まったときにしんみりしながらようやく再生した。頼んでた台詞以上のことを言ってくれたのは覚えているんだけど、一部分なにを言っているのかわからないところがあって爆笑してしまった。身内友人知人各位は今度見せるので一緒に考えてくれ(急な私信)。

 あと、Tシャツ、同担(思念体)のみんなたちは着てる? 
 私はTシャツは半袖派かつ黒T派だし、しかも猫より犬が好きという「全部逆」なので「一生分どころか来来来世の分も白の長袖Tシャツを買っちまった」という感じなんだけど一応部屋着にしている。でも「逆にこんだけあるならなにしてもいいよね?」って思ってスーパーでカレーうどんカップ麺買って食べたりした。こんな機会でもなきゃ白いTシャツ着てカレーうどん食べようなんて思わないと思う(でも染み抜きしたらちゃんときれいになった)。今後私の家に泊まりに来た身内友人知人各位には貸してそのままプレゼントします(急な私信2)。
 メイドインベトナムと書いてあったので「推しのこの絵がベトナムまで行ったのか」と思うと感慨深い。ありがとうベトナムの工場の皆さん。大事には着ないかもだけど楽しく着るね。
 あとキーホルダーの方はそれぞれ「虚無の目をしている猫」と「まったくもって不服という顔をしている猫」が写っててオモロなので部屋に飾ってます。フォトショでいじれないお猫様、おもしろい。


 以上、長くなりましたがはじめて推しのイベントに行ったけど、楽しかったというお話でした。
 ご静聴ありがとうございました。

 

「コ…ナの二次災害、オタクの配信疲れ」みたいなことを書こうと思ったらメモ帳からSo happyな下書きが出てきてしまったので先にあげておく。次回は「解決したけどなんか急に一瞬オタク疲れた話」の予定です。それまでになんか推しがかわいいアクションを起こしたら違う話になると思う。

 

 友人に「ブログ、区切りとかなくて読みにくいし元ネタ通じてない人絶対いるから脚注使いなよ」って言われたのでいろいろやったけどそもそも私の文章が長くて読みにくくね? (急な私信3) 

 

 

*1:奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール

*2:タッチ「南を甲子園に連れてって」。推しは「南」ではない。

*3:B'z「だれにも言えねえ」。でも改めて歌詞調べたら全体を通してだと今の私→推しへの感情とは全然違った。まあでも推しは目の前にいると「これ以上かわいい人この世にいるのかと思う」だよ。

*4:とうらぶの「敵の気配を察知」

*5:ナルトの名言「一度言ったことはぜってー曲げねえ、それが俺の忍道だ 」