East gate,Open the sea.

飽きるまで推す

ここ数ヶ月~私と推しとときどきコロナ~

 どうも叔父です。同担(思念体)の皆々様はお元気でしょうか。
 タイトルは嘘です。嘘ではないけど盛ってます。
 正確には「ここ数ヶ月~私と弊社とコロナによる弊害とときどき推し~」です。*1
 前回のブログで予告したとおり「一瞬オタク疲れた話」の予定ですが「今だからこそ考える推し事スタンス」と「酒を呑んで友人(最近三次元に推しができた二次元のオタク)と話した記録」が混ざっています。今回も1万字超えててそこらへんの校長先生より話が長いです。

 


登場人物


推し:東京出身で実家暮らしの俳優。3-5月に予定されていた舞台は4公演やってほか全部中止。SNSは事務所がやっているTwitterと本人がやっているインスタ。普段はどちらも更新頻度は低い。私は推しのまばたきはバタフライエフェクトのごとくどこかの紛争を止めていると思っているのでそのつもりで読んでください。
叔父:関西で一人暮らししているサラリーマン。正社員だけどシフト休に近いのでG.W.だろうと関係なく出社する。推しも好きだが金も好きなので結果として残業している。でも別に弊社のことは好きじゃない。金と体(労働力)の関係と思っている。推しからの認知はないしSNSにコメントとかもしないので推しのファンという有象無象の中の無象(舞台は行く)という感じだと思う。
弊社:私のことが(労働力として)好き。コロナが流行ろうが出社させるスタンス。急に5月入ってから急にマスクを配布しだした。ないよりはもちろんいいんだろうけど遅すぎて笑った。
コロナ:たぶん今世界で一番流行っている。でもみんなから滅べと思われている。


2月上旬


推しのイベントに行く(詳細:推しよ、私を見なくてもいい - East gate,Open the sea.

 コロナ、話は出るがそこまでまだ猛威をふるっていなかったので普通に関西から東京に遠征した。

 

3月10日


推しの誕生日。この頃はまだ稽古があったのでキャストさんに祝ってもらってた。

この間に加速度的にコロナが流行った気がする。

 

3月下旬


身内と喧嘩する(以下ほぼ愚痴かつ推しとは関係ないのでとばしてOK)
 推しが出ない2.5を一緒に観に行く地方住みの身内から「4月に行くのやめようと思う」と言われて私がキレた。喧嘩というか私が一方的にキレた。6月になったいまでは「リスク管理ができている」と思えないこともないけどなんかいろいろあってキレた。
ここから観劇スタンスの違いによるすれ違いについての話
 私はここ最近は「観たい公演は、なんとしてでもチケットを手に入れる」になってきたので推しは出ていないけど観たい公演は相互協力募集して名義を積む(推しの出る舞台はそこまで頑張らなくてもチケットとれる)。場合によってはDVDとCDも積むけどケチなので「積む」というほど積んでない。そして同じケチという理由で定価以上のチケットには基本的には手を出さない。一般発売日に休みをとってローソンでスタンバったりする。定価以上で買いたくないのでそれ以外のできる限りのことをする。身内は、「自名義がはずれたら諦める」と言っていた。つまり自分が持っているアカウント分しか申し込まないし相互協力も譲渡に声かけもしない。そして私は「一緒に観て感想を言いたいから」という理由で当たらなければ身内の分のチケットも探した。ちなみにチケ運は身内の方がいいので、身内が当てたチケットがマチネならソワレの分を私が探してくるとか、逆に身内が連番当ててくれた分はあるけど私は全然当たらないとかもある。後は身内は1、2回観られればいいらしいので二人で観る分が1公演分揃ったら後は私は自分が観たいだけのチケットをかき集める。
 しかし今回はむちゃくちゃ当たりにくかった。お互い最速先行が全滅した時点で「やばい」と思った私はマジで頑張ってチケットを集めた。結果として身内と一緒に観る分と、一人で観に行く分が数枚当たったり譲ってもらったりして手元にあった。最終的には手元にチケットがあったんだけど、それは私がむちゃくちゃに頑張ったからである。もちろん身内がそれを蔑ろにしたわけではなく、私(叔父は一人暮らし)と違って家族がいる身内が自分がかかって家族に移るリスクを考えて「行くのやめる」と言ったというのはわかっているけど、まあキレた。
 キレた言い訳をするけどそれより前からすれ違いはあった。私は外れたらむちゃくちゃ頑張って譲渡探すけど、身内は言わないと先行抽選を忘れることがあったり自分では絶対に譲渡を探さなかったり。
 これに関しては「己が頑張るからと言って相手にもそれを求めるな」という話になるし、この話を人にされたら「いやそれならもうその身内の分まで探さなくてよくない?」と思うけど仲がいい人と一緒に観て、観た後感想を言いたい舞台もある(推しの舞台は一人で観るけど)。私は身内と一緒に観たかった。でも私の「一緒に観たい」と身内の言う「一緒に観たい」は温度差があり、それを以前から感じていたけど今回とうとう爆発してしまったんだよと、おそらく身内もこのブログを読んでいると思うので書いておく(6月現在も仲直りできてない)。もう怒ってはいないしコロナ収まったらまた一緒に観たいけど、今後も同じようにこの温度差で喧嘩が起こることを考えると一緒に観ない方がいいのかも(急な私信)。でもそろそろ普通に遊びたいよね。
 その後、公演自体が中止になったので私がキレてももうどうしようもないけどまあタイミングが悪かった。
 このブログを読んでいる人にはいないと思う(だいたい皆さん同じようなことをしているのではと思う)けど「人気の舞台らしいけど友人がチケットをいつも用意してくれる」という人は、その友人に感謝しろ……とまでは言わないが、その友人はあなたと一緒に舞台を観たくてとても頑張っていると思うということを言いたい……あと、せめて当落日には早めに結果を確認して教えてあげてください。連絡待ちの間に逃げる譲渡チケットがあるので本当に頼む。


推しの舞台が一部中止
 残業して日付が変わる少し前に帰宅して中止を知る。いやでも5月まであるしその頃はさすがにやるのではと淡い期待をしていた。

 

・休みの日に酒を飲んでた
 舞台が中止になって、休みをつぶして出社したりもしてたけど「この日絶対に休むために働いていたために逆に絶対出社できなくなった日」とかもあり、しかし外出を自粛しろと言われていたので仕方ないので朝から酒を呑んで刀剣乱舞をしていた。ちなみに私はまあまあ熱心なユーザーなのでイベントは毎回参加して報酬もらうまで周回する。3月は秘宝の里だったと思う。「舞台が中止になった金」でシャウエッセンのウィンナーを買ってきて茹でて酒飲みながらマスタードで食べてた。シャウエッセン、べらぼうに高くてびびってしまったんだけど納得のおいしさだった。贅沢すぎる休日をまだこの頃は満喫していた。
 しかし「会社には来い、だが休日の外出は自粛しろ」って理解ができない。会社には来い、だが俺以外の人と会うために飯を食いに行くな、昼飯も外に食べに行くなと言っていた弊社くん束縛が激しい。

 

4月

 

・推しの舞台の残りすべて中止が発表

 死んだ(生きてる)。


・弊社
 社内で感染者が出ない限りは、会社が休みになることはねえな、リモートワークもねえなと4月の頃には「理解」していた。逆転の発想で「誰か感染すれば会社もさすがに休みになる」という生き残りを賭けたバトロワがはじまる。この頃盛んに外出自粛が叫ばれていたけど私は極悪人なので元気に出社して残業代を稼いでいた。

 

・推しがなんかいろいろしてた
 全然SNSを更新しない推し、4月5月はすごかった(気がする)。インスタライブは運よく見られたし、過去最高に自撮りの写真がインスタに上がってこれだけがコロナでよかった点だと思う。推しのインスタは「推し、この写真数時間前に共演者がTwitterであげてたやつ」みたいな写真が多いのだけども人に会わないので自撮りをせざるを得なかったのか過去最高に自撮りが多かった。特別自撮りがうまいわけではないけど「推しの推しによる推しのオタクのための自撮り」に軽率に喜んでいた。今後こんなに推しの自撮りを見ることはないかもしれない。
 私が仕事している間に推し初めてのインスタコメント返信が開催されそして終わっていた。笑うしかない。

 

・休みの日に酒を飲んでいた
 シャウエッセンは美味しいが高いのでやめた。家飲みは安くしたい。通勤路にあるスーパーで日によっては100グラム38円で売られるトリムネ肉がさらに閉店間際に行くと20%引きにされていたのではちゃめちゃ興奮して買ってしまった。薄くソギ切りにして片栗粉つけて焼いてポン酢で食べていたけど同じレシピでケチャマヨで食べるとうまいと聞いてやったらめちゃくちゃうまかった。カロリーは上がった。
 4月なかばまではストゼロ→ほろよい→ストゼロと飲んでいたけどこの飲み方をするとほろよいがただのチェイサーになるなと思ったので(酒をチェイサーにするな)、ストゼロ(レモン)→ストゼロ(梅)→ストゼロ(ダブルグレープフルーツ)みたいな感じで呑んでいた。4月に入ってからB'zの期間限定のライブ映像を見ていたけど酒を飲みながらB'zのライブ流して刀剣乱舞をすると一瞬で休日が終わります。自宅からは以上です。

 

・推しを形容する言葉を考えよう
 かわいいとか格好良いとかそういうのでは表現しきれないときがある。ので、なんかこう、推しのことをそれ以上の言葉で褒めたい……、と以前ブログで書いていたけどB'zのライブ映像見て改めて聴くと「あの子は太陽のkomachi angel」っていうフレーズがすごすぎて「B'zには勝てねえ~~~~」と思った。同じ土俵に立とうなんて考えてないけども。でもだって太陽の……komachi……小町でなく……そしてangel……。B'zすごっ! 勝てない! って一人で言いながら刀剣乱舞してました。
 形容する言葉ではないかもしれないけど推しに対して「オモロの一等星」と思うことがあり、他に言っている人いないかTwitterで調べたけどいなかったので推しは「オモロの一等星」にしておきます。なにかを表現するときに「一等星」という言葉は大変便利で「その中では目立って明るい」けど「唯一ではないし飛び抜けて優れているわけではない」を暗に含んでいます。「これに関しては推しが世界で一番!」と言いたいときはB'zのように「太陽」をつけるといいでしょう(推しを表現する言葉を考えよう講座)。
 オモロの一等星にはなったけど、推しがかわいいを越えているときに私はかわいいい以上の言葉が思いつかずすぐに「好きだぜ」と言ってしまうけど私の言う「好き」はとても軽いのでちゃんと推しのかわいかったり格好良かったりするところを言葉にしたい。


・実在する同担と叔父
 推しが4月下旬に急にインスタで「DM読んでるよ。送ってみてね」みたいなことを言っていたので「急にDMをねだる推し……アイチューンコードがほしいのかな?」と深読みしすぎ叔父さんになってた(深読みしすぎ叔父さんとは二次元のオタクを現在進行形で長くしている所為で、些細なことに理由を求めたり伏線ではないかと思ってしまう深読みしすぎる叔父さんのことです)。
 コメントではなくなぜ急にDMについて言及したんだ推しよ……いや、特に深い意味はないのかもしれない……。そんなようなことをTwitter書いてたら実在する方の同担からDMきた。なんか昔のブログに「今後からのDMには返事しないかもしれないけどおもしろかったらネタにするぜ」と書いたような気がするので晒す気はないけどネタにします。DMでもらうとDMで返事するけどDMで返事するとむちゃくちゃかしこまった文章になってなんか煽っている人みたいになるのでDMの返事いつも迷う。ブログのノリで返事が欲しい人は本当にすまない……。ブログで返事するなら「ラジオネーム恋するウサギちゃん*2からのお便りです」みたいなノリでします。

 同担曰く、「コロナで手紙を出すのを躊躇うようならDMでも大丈夫だよ! ちゃんと読んでるよ!」という意味だと思う、とのこと。私はDMいただいた当初推しがそう言っていたのかと思ってソースを探してしまったけどよく見たら「と、思います」と書いてあったので実在する同担の解釈でした。
「分かってるわいという感じだったらすみません」と書いてくださってたけど「その発想はなかった」だった。アイチューンカードは冗談にしても「特に深く考えずにDM送ってみてねと書いた」に1000ペリカと思っていたので同担のこの推しの解釈がすごい、というか「同担の推しの解釈がすごくいい人」だなあと思った。同じ推しを見ていても解釈がわかれる。実際には正解はひとつなんだろうけど、なんだろう、うまく言えないけど私はこの同担の解釈を本当にまったく思いつかなかったので「すごい」と思った。
 どっちの解釈がいいとかではないんですけど(特に深く考えていない推しも「いいよ~俺はおめえのそういうとこ好きだぜ~」ってなるし、ファンが気を遣って手紙を出すの控えているのではと考えて書いてくれた推しも「この推しの優しさが深い2020」ってなる)、私はこういう「解釈の違い」がけっこう好きなので「おもしれえな~」って思ったよという話です。

 っていうかなんか普通に同担からDMくるのおもしれえな。マジでこれは嘘でも自演でも「トトロいたもん!」でもなく本当に同担からDMがきた話ですがどうして同担はDMをくれるんだろう。冷静に考えてなんで推しがDMをねだったはずなのになんで私が同担からDM受け取っているんだ???

 

 このブログを読んでいる友人から「結局、同担(思念体)とはなんなの? なんで同担に話しかけるスタイルなの?」と聞かれたけど本当になんでだろうな? 実在する同担の皆々様に話しかけているわけではない(実在する同担と絡む気はない)のでたまになんかDMくると驚くけどこういう解釈の違いを聞けるのはおもしろい(実在する同担と絡む気はないのでDMねだってるわけではないです、マジで)。
 同担(思念体)は同担(思念体)としかいいようがないんだけど、イマジナリーフレンド的な……? 特定個人を指しているわけではないしなんなら自分も含んでいる同担(思念体)。


5月


・中止になった推しの舞台の配信を観た
 酒を呑もうか迷ったけど素面で観た。でも当初の懸念のとおり「推しが呼ばれた意味~~~~???」と思わないこともなかったけどかわいかった。でもしきりに「うわ推しのキレ芸だ」と言っていた。推しのキレ芸、複数の役でやっているのを観たことがあるけど「役」でなく「推し」に見えるので「推しのキレ芸」と呼んでいる。

 推しはかわいかったけど、やはり舞台は劇場で観るのが一番楽しいし映像で観るのってその半分も味わえないよなと思った。配信や円盤にもよさはあるけど、やっぱり舞台は劇場で観たい。

 

(舞台は劇場で観たい話)
 舞台に関するクラファンが立ち上がっていたかと思うけど、ネット上に架空の劇場を作るということで「劇場で観る舞台」ではなかったので手を出す気はなかったけど推しも呼ばれなかったのでむちゃくちゃホッとした。
漫画「怪盗アマリリス」で主人公のナナが「社長さん。映画ってね、映画館で見るものなのよ」みたいなことを言うシーンが好きだったのだけどほんまそれな。舞台は劇場で観るもの。映画は割と金ローでもいいかと思ってしまう人間ではあるけれども。怪盗アマリリスは古い漫画だけどむちゃくちゃおもしろいのでおすすめしたい。このシーンは「女子高生で怪盗のナナがスカウトされアイドルになり、学生だけで撮った映画が配給会社の社長かなんかに『今は映画館でやらなくてもビデオがある』といわれるシーンだったと思う。

 劇場で観るのが難しいから、これからも劇場で観られるようにということなんだろうけど、「舞台を救え」と言われると推しが出ないトレーディング商品とか、最速先行が終わってから発表されるキャストとか、日が近くなってから発表されるチケットの特典とか平日の舞台の後のイベントとかが脳裏を駆けめぐってしまう。舞台側はオタクのことを有閑な石油王だと思っているのか? と思うことがあるよね~。実際には忙しい社畜なのでもう少しお手柔らかにお願いしたい。

 


 推しの舞台の推しの話に戻る
 舞台自体が推しが出なくても観に行く予定だったのでおもしろいけどこのプロジェクトマッピング会場で観た方が絶対楽しかったよな~とかこのシーンの画面には映っていないこのキャラなにしてんのかな~とか思ったのでやっぱり劇場で観たかった。配信があっただけまだよかったとは思うけども。
 推しは最高にかわいかったのだけど画面をうろちょろしているので推しがいるなら当然推しを観たくなってしまうオタクとしては初見は話に集中できなくて「かわいいマネージャーが合宿についてくるとそちらに気を取られて練習に集中できないテニス部員」みたいな気分でした*3。いやこれ絶対見切れてるけど下手側いるでしょ~って思ったらそっちに目がいってしまうオタク。その間に話がすすんでいて何回も巻き戻しながら観た。


・休みの日に酒を呑むのをやめた
 休みの日に家の中で酒を呑んで過ごすのは楽しいけど、「酒を呑まないと楽しくない」になりそうな勢いで呑んでいたのでさすがに自制心が働いた。あと当然のように太ったのでやめ……やめてないけど呑むときは1缶にしている。

 

・弊社
 バトロワを開催していたけどさすがにマスクを配って「配るから会社ではマスクしてやで」と言われたのでマスクしていた。でも4月も5月も「今月もみんな皆勤賞を目指そう」と月初めに言っていたのでさっすが弊社! という感じである。でも自主待機している人がいるのでいつもより忙しかった。
 4月にTwitter

 

っていう季語のない俳句を詠んだけど5月は脳内で
「金をくれとは 言ったけれども 仕事するとは 言ってない」
 という都々逸を読んでしまうような毎日だった。


・急に疲れた
 ここでやっと急に疲れた話。
 推しが、よその配信番組に出ると前日に言ってきた。いや普通に見られない。後から金払って見ればいいんだけど、リアタイできないので推しに投げ銭はできなさそう。
 その発表があったときに「いやこれで今後ゲリラ配信とかあったら泣いてしまうな~」っていってたらその数日後にほかの人の配信にゲリラゲスト出演してた。フラグ回収が早すぎて号泣する準備ができていない。「推し」ではなく「役」として出たらしいんだけど、いやまあ前もって知ってても見られなかったと思うけど……。
 と、立て続けに「仕事が忙しくて推しの配信」を逃して疲れてしまった。あとこのときたしか刀剣乱舞は特命調査が終わって大阪城が始まった頃だったんだけど、イベントとしてはむちゃくちゃ楽な特命調査(今回過去最悪のクソマップと泥率の悪さで笑うしかなかった)のときと、経験値がいいし小判も落ちる大阪城ではゲームにログインする時間は変わる。特命調査の時は暇だから並行して8ー2で日向探してたけど、大阪城が始まったらむちゃくちゃやるよね!?(一部の刀剣乱舞ユーザーにしかわからないことを俳優ブログで書くな)そんなわけで仕事も忙しいのに睡眠時間削って大阪城を周回していたので、普通に疲れていた。あとたしかその週に鬼滅の刃が最終回を迎えてジャンプがまじでどこにも売ってなくて泣いた。ジャンプは本誌を紙で買う派なのだけど月曜日はコンビニに寄れなくて火曜日くらいから探し始めたけど本当にどこにもなくて帰り道に遠回りとかしてもどこにもなかった。諦めてはじめてジャンプ電子で買った。楽だし定期購読のほうが安いけど「バーン!!」みたいなシーンって絶対的にあのサイズのジャンプで読みたいオタク。
 そういうタイミングの悪さが重なりいろいろと疲れがたまっていたので、「推しの配信が見られなかった」ことにむちゃくちゃ「疲れ」を感じた。
 そのむちゃくちゃ疲れた日に大阪城で白山ドロップしたので禍福は糾える縄の如し。そして次の大阪城でたぶん白山乱舞レベルマックスになるから私の精神衛生のために刀剣乱舞くんは早く乱舞レベル解放するか鬼丸もドロップに追加してくれ。2.5もいいけどゲームの方も本当に頼む。


 刀剣乱舞の話はおいといて、なんで急に疲れたのか考えた。今回のことは推しのことに限らずいろいろな疲れが折り重なって疲れのミルフィーユが完成してしまいそのミルフィーユの最後の一枚が推しだったので推しを推すことに対して「つ……疲れた……気がする……」となってしまったので推し事がすべての原因ではないと今ならわかる。
 疲れたというか「社畜に(三次元の)オタクは難しい*4」と思った。今までも何回も思ったことあるけど(EX.急に発表される東京でのイベント)、なんかこのあたりでものすごく「わ……我、オタクに向いてなさすぎ……」と思ってしまった。
 私は寝ているときに頭のあたりにくる壁に推しのブロマイドが雑に貼ってあるのだけどその推しの写真をルーベンスの絵のように眺めて布団に横になりながら「疲れたよ……パトラッシュ……」と思ったけど私にはパトラッシュすらいなかったので「パトラッシュがいるネロ、普通にうらやましい(叔父は犬が好き)」と思いながら寝ました。

 でも寝て起きて次の日には私は今の在宅でオタクをしている状態に突発的に疲れているだけの気がしたので「茶の間に向いてないということでは~?」と思っておいた。数ヶ月前に舞台の発表をしてくれてチケットとって遠征するような生活に戻れば「推しかわいいオタク楽しい」になるだろうなと考えて配信が見られなかったいろいろはひとまず諦めておいた。仕事の途中で「推しの配信があるので帰ります」とはできないオタクですまん。
 金を稼がないと推しを追いかけることができない、金を稼ごうとすると推しを全力で追いかけることができない*5

 

・オタク100人居ると100通りの悩みがある
 リモート呑みが流行る前から結構身内や友人と通話する方だったけど、二次元のオタクの友人から電話せんかと言われて応じたら二次元のオタクだった友人が国外の三次元の俳優にはまっていた。
 そんな彼女が言った。
「私は~(友人の好きな俳優)のことが好きなんだけど、なに言っているか一個もわからんし、~の本名を正しい発音で呼ぶこともできない……」
 英語圏ではない俳優にはまったらしくてマジで全然何言っているのかわからないらしいけど、いやその悩みオモロすぎるやろと思ってしまったゴメン。
 私の「配信見られなくて~」って話をしたら「なんか毎日いろんなところに出てるので見逃しているのもある気がするけど多すぎて追えてない」と言われて「うらやましくなんかないんだからね」としか言えなかった。好きな俳優の本名の名前を正しい発音で呼べないって言われて「推しって言えばいいじゃん」って言ったら「そういうことではない」と言われたのでそういうことではないそうです。推しの名前を普通に呼べるけど「推し」と呼んでいる叔父にはわからない悩みであった。
 私は身内友人知人に話すときも「推し」と呼んで話すので以前ふと「~さん(推しの名前)がさ……」と言ったときに「~さんって誰?」と言われてしまったことがある。名前を言ってはいけないあの人は名前を言ってはいけないはずなので誰からも聞かないはずなのになんでみんな名前を言ってはいけないあの人の名前がヴォルデモートだと知っているんだろう(推しはヴォルデモートではないし叔父はハリポタは詳しくない)。
 そういえばたとえばの話だけど「田中さん」の発音って関東と関西でイントネーションが変わるけど田中さんを推している人は(何度も書くけどたとえ話です)どっちで呼んでいるんだろう。そもそも田中なんて多い名字だったら下の名前で呼ぶのか? 

 いやオタクところ変わればいろんな悩みがあるなあと、人の悩みを笑う気はないけど興味深かった。

 

 悩みの話ではないけど、その友人に「舞台俳優を推すのはなんか金持ちが足の長い犬を飼うようなもんだと思っている」と言われてはじめはその喩えがピンと来なかったけど「ボルゾイのことだな?」とは思った(叔父は犬が好き)。でも後から考えて「ボルゾイボルゾイに限らず大型犬の方が小型犬買うより大変だと思うけども)は買うのが大変で金もかかるし広い場所もいるのでお金持ちが買う」みたいなことが言いたかったのだろうなと思ったけどあってる?(急に私信にするな) 生活に余裕がないと舞台俳優なんて推せないという点では同意する(生活に余裕がないくらい推す人も、生活に余裕ないけど自宅で応援している人もいるとは思うけど)。

 

・好みの顔面と推しスタンスのような話

 友人から写真を送ってもらった友人の推しはむちゃくちゃ顔が良かったのだけど、そういえば私の推しは私の好みの顔ではないなと思いだした。私の好みの顔はわかりやすいので実在する俳優さんの名前をいくつか挙げたら「あ~ね」と言われる。友人の推しも私の好みの顔だった。
 推しの顔面、好きだけど「ストライク!」というわけではないんだよな(このストライクとは恋愛感情とかではなく「好きな顔面」の意)。「叔父の推しは叔父の好きな系統の顔じゃないけどなんで推してるんだっけ」と言われていや、そういえばなんで推しのこと推しているんだ……? と急に記憶喪失になったけど推しのまばたきが世界のどこかの紛争を止めていたからです。その話を友人にして(毎回この話をしているけどいつも聞いてくれてありがとう)推しの撮れ高のいい写真を送ったら「~(友人の好きな俳優)はまばたきで紛争を起こせる。国を傾けることができるし割とけっこうもう傾いている」と言い返されて「じゃあ推しがまばたきでその紛争止めるから」と言い返した。イザナミイザナギか?(お前の国の子供を1000人殺すイザナミとそれなら1500人産ませるイザナギ

 私は推しのことが好きだけども「推しだけが世界で唯一好きでそれだけのために生きている」わけではない。推しを好きになっても二次元のオタクだし上記の通りむちゃくちゃがんばってチケットとって2.5も観に行く。もしなんか生活が苦しくなるか今以上に仕事が忙しくなって趣味の時間をどうしても減らさないといけなくなったら削るのはたぶん推しのことだと思う。
 友人の喩え話の通り、舞台俳優を推すのなんて生活に余裕がないとできない。
 あと、私は三次元で誰かを推すのが推しが初めてなので前推しも二推しもいないのだけど、別に絶対に推しではないといけなかったわけではないと思う。推しが好きだしオモロなので推しているけど、あとそれとは別に「推しを推すのが楽しいから」というのもある。たまに疲れることはあるけど、「舞台が多すぎる」とかではなくて「タイミングが悪すぎる」というのがほとんどなので、俳優オタクとしては楽に楽しく推している方だと思う。チケット申し込んで当落に一喜一憂して遠征の準備をして推しを観に行って推しのまばたきを反芻しながら夜行バスを待つのが楽しいから推しのオタクが続いている。
 今回のことで推しが舞台俳優でなく映像中心になっていわゆる「現場」というものがなくなったら私は推しのことを降りるかもしれないなと思った。降りるとまでは言わないけど今ほど金を使わないと思う。今のところ、推しを降りたらもう三次元で誰かを推す気はないので二次元のオタクに絞って舞台は2.5を観に行く程度になるんだろうと思う。推しが出る映画は観に行くかもしれないけどドラマだと追えないかもしれない。
「推しのことを好きなので一生推す」と言えなくて申し訳ないが私の推しにいう「好き」はそれくらいです。いやでもあくまでそれは「今は、こうなるだろうと思っている」というのなので今後私が「推しのことを異性として好きになりいわゆるリアコとしてむちゃくちゃに本気を出す」可能性もなきにしもあらず。私は「推しを推すことによって変化する自分」もオモロと思っているのでそうなったらなったでおもしろいなと思う。すでに私は推しを推してから東京に行くのに戸惑いが無くなったという変化をしているので、今後またなにか変化する可能性は十分ある。おとぎ裁判一審で東京に行くかを迷っていた日が懐かしい……。
 推しを推すことによって私が進化するかわからないけど、ブログのサブタイのとおり飽きるまでは推そうと思う。

 ちなみにブログは「飽きるまで推す」だけどTwitterには「飽きるか燃えて消えるまで推す」と書いてます。推しのこと好きだけど推しに彼女がいても今のところどうでもいいなと思っている。推しのカノバレが嫌な人は「推しに彼女がいることが嫌な人」と「バレるようなことをする推しが嫌な人」と「バレるようなことをする女を選んだ推しが嫌な人」等がいるイメージ。私は「燃えてみないと分からない」と思っているのでどこまでオモロと言って笑えるかなと思っている。でも燃えてしまうとたぶん仕事は減ると思うのでそれは困る。
 そういえば私は二次元においても「好きなキャラが結婚してしまい悲しい」ということがなかったのでそこは本当にどうなるのかわからない。サクラちゃんがサスケくんと結婚できてよかったと思っているオタクなので……いやこれはサクラちゃんがキャラとして元から好きだったのもある……女の子キャラも女の子も女性も好きなので推しのバレたカノが私の好みの女で軽率に沸いちゃう可能性もあるのか……。私が推しのカノのこと「おもしれー女」とか言っちゃう未来を考えると頭が痛くはなる(この一連の話は過去にカノバレした俳優やそのファンをなんやしようという意図はありません。あくまで個人の意見です)。

 

6月

 

・推しの舞台決まった!!!!!!!!!
「今、突発的に疲れているだけなんだろうな」と思ったけどそのとおりで6月の今はもう回復している。
 また急に推しがDVD販促イベントに出るらしい告知を「はいはい」と思ってみていた。
 でも推しの舞台の出演が決まったので!!!!!!!!! 今はとても楽しみです。
 キャストが発表される前に最速先行みたいなチケット発売があって、今回の舞台は昨年推しが出た舞台で「今年も出るのか」が非常に微妙でしかも東京大阪あり東京の日程が長いため買うにしてもあまりもギャンブルすぎてまた「コロナで疲れているオタクにロト6買わすな!」とキレていました。
 しかし、推しは8月に映画の撮影があり、「いや冷静に考えたら推しは出ない」と、脳内の冷静な叔父さんは一度はそう言って「買わない」の単勝に賭けたんだけど(ロト6が競馬かはっきりしないけどまあギャンブル)翌日推しがインスタで折り紙の写真を投稿したので脳内の深読みしすぎ叔父さんが「いやこの投稿、オタクに出演日を伝えようとしているのでは……?」とマジで意味の分からない深読みをし、深読みしすぎた結果チケット買っちゃったんだけど、発表されたキャストに推しがいてしかも一枚だけ買ったチケットが推しの出る日だったのでロト6が当たったぞい! と大喜びしていました。すごいよ深読みしすぎ叔父さん*6
 しかし7-8月推しは仕事がいろいろ入ったので推しにとって「この夏は例年より騒々しい日が続くはずさ*7」になりそうで嬉しい。
 1枚しかなかったチケットも無事に増やせたので本当によかった。っていうかキャスト発表して翌日(平日)朝10時からチケット発売という、「鬼畜か?」という感想しか出てこないチケ発でした。推しは去年も出たから私は「出るんちゃうか」みたいな心の準備できてたけど急に推しの出演を知った他担のオタクは本当にお疲れ様です。
 同担も他担も、トレブロがないことを祈ろうな!!!!
 っていうかあったとしても「密を避けるために……」とかいって劇場内でのトレード禁止にしそうで、本当に怖い。推し関連の取引をTwitterでしないと決めているので自引きか現地交換しかない叔父はすでに昨年と同じ事が起こることが容易に想像できて震えている。サンタさんへ、今年のクリスマスは「トレブロは買わない」と決意する強い心がほしいです。

 あと映画の方もクラファンをしていたけど、なんかもしかしてこれ試写会以外は映画館ではやらないのかな……? SNSかなんかに「一人でも多く届けないので円盤作る」みたいなこと書いてたと記憶しているけど社長さん、映画って映画館で見るものなのよ。

 

現在

  書きかけのまま7月になってしまった。
 7月現在は舞台が楽しみで毎日happyです。出るとしても大阪公演も来てくれると思ってなかったので本当にマジで嬉しい。そして当然のように東京行くけど自分にも推しにも何事もないことを祈る。
 久しぶりに推しを観るけど(6月末にあったDVD販促イベントは行けなかった。店でDVD売る日とイベントが別日だと地方民は普通に無理なのでこのシステムやめてほしい)、でもなんか数ヶ月あっというまだった。7月の私は「あっというまだったな」と思うけどたぶん5月の叔父さんはやや疲れていてそれが推し起因だと「思ってしまった」というのは覚えておきたい。基本的に元気なオタクなので忘れているけど疲れていると楽しいことも楽しいと思えなくなるので気を付けよう。
 推しの舞台をしばらく見ていないけど普段から推しは「12月から4月まで舞台仕事がない(2018-2019)」とか「8月から1月まで舞台仕事がない(2019-2020)」とかの人なので「いつもの推しの舞台がない期間」という感じではあった。
 いや~~でも本当に推しの舞台出演がとても嬉しい。もうなんかまたぶり返してていつ中止になってもおかしくないので喜べるうちに喜んでいる。「この時期に……」という声もあるだろうし、心配事がないわけではないけど、私は極悪人なので(詳細:パライソにはもう行けない - East gate,Open the sea.)「推しを観たい」という欲求のまま推しを観に行く。

 

 推しよ、あなたの世界一のまばたきを見られるのを楽しみに待っている。

 

 


(友人へ、「おめえ、ブログをポエムで締めるの好きよな」と言われて「ええ~~? そうか??」って答えたけどほんとだわポエムで締めてるわ)
 

 

 

*1:元ネタは「〜オカンとボクと、時々、オトン〜」。

*2:ポルノのミュージックアワー

*3:元ネタは「ハイスコア」

*4:オタクに恋は難しい

*5:BLEACHを握らなければ おまえを守れないを握ったままでは おまえを抱き締められない」

*6:すごいよ!!マサルさん

*7:ポルノのミュージックアワー